目黒の不動産屋の職業病

目黒の不動産の会社で働いている、大学時代の後輩の話です。
先の東日本大震災のとき、彼は自分の勤める営業事務所にいて、車で出かけようと外の駐車場に出てきていました。
そこで大きな揺れが。
震度は6強で、立っていられなかったそうです。
1分ほども揺れが続き、パニック状態で車のほうを見ると、駐車場に地割れが出来ていました。
彼はなにを思ったか、急に携帯でなじみの建築会社に電話をかけました。
「不動産屋の駐車場が割れたまんまじゃ、商売に差し支える」。
そのときはとっさにそう思い、急いで修築を頼もうとしたのだとか。
目黒の不動産屋の職業病みたいなものだったのでしょうが、電話は不通でつながらず。
その後も地割れはそのままに、みんな必死で仕事を片付けたそうです。